Papers

日本教育メディア学会第18回年次大会(2011.11.5~6)
『児童の学習スタイルの違いに着目したICT活用時の工夫』
児童の学習スタイルに着目して、あるクラスのコンピュータ室での調べ学習の授業を対象に、教師のICT活用時の工夫とテストの成績に何らかの関係があるかを分析した。結果、C(内観思考型)高群では、「前の時間にやったことが思い出せてよかった」、「自分でパソコンやデジカメなどを使えてよかった」、「先生の話(授業の説明)がわかった」の項目が、ともにテストの成績に有意な影響を及ぼしていることがわかった。

情報コミュニケーション学会第8回全国大会(2011.2.19~20)
『効果的なICT活用の提案を行うための児童の学習スタイルの分類』
ICT活用効果には客観テストの結果が高くなる、など多くの知見がある。しかし、その多くは授業でどのような工夫がなされたかに注目されており、学習者の適性にはあまり関心が寄せられなかった。そこで本研究では、適性の中の学習スタイルに注目した。大学生を対象にした先行研究で明らかになっている4つの学習スタイルを参考に児童向けに質問紙項目を書き換え、小学5年生241名にアンケートを実施した。その結果を因子分析して、児童の3つの学習スタイルを抽出した。

 
大阪府放送・視聴覚教育研究会 府(東大阪)大会(2011.1.26)
『子どもの学習スタイルを意識したICT活用』の提案を行いました。