2018〜2020年度科学研究費・基盤研究(B)
「黎明期を迎える幼児教育でのタブレット端末活用に関する研究」

 2020年11月中旬から12月中旬までの回答期間で,全国36園に調査を依頼しました。調査項目は,(1)在園児数,タブレット端末の利用経験などのフェイスシート,(2)活用メリット・デメリット,(3)ハンドブックの内容の取り組み度合等です。
 12月中旬までに483件の返信を得ました。質問紙調査にご協力いただいた幼稚園・こども園の皆様に感謝の意を表します。ありがとうございました。


保育でのEテレ番組の利用経験あり 33.6%
保育でのタブレット端末の利用経験あり 44.8%
保育でのデジタルカメラの利用経験あり 83.1%

以下の項目で,保育でタブレット端末を活用することのメリット・デメリットを感じている,との回答が多数ありました。
・作る、描くなど表現力を育む(メリット)
・主体的でなく受動的になる(デメリット)

ハンドブックに掲載した遊びをどの程度取り組みたいかでは、以下の項目に多数の回答がありました。
・新しく友達がやってきた!それはロボット
・園での子どもの活動写真による親子のデジタルストーリーテリング制作活動
・お絵描きアプリでクリスマスカードを作成


なお,掲載していますデータの転載はおやめください。
お問い合わせは 園田学園女子大学 人間教育学部 堀田まで